2025.04 START Recruitment 2025.01.06 ~ 01.10

福井大学大学院医学系研究科
            看護学専攻 博⼠後期課程 University of Fukui Graduate School of Medicine, Division of Nursing Science, Doctoral Program

看護学と異分野融合による
『次世代ヘルスケア創生看護学』の
研究・教育を進めます。

イノベーション創出による次世代医療の実現のため、異分野を融合した新しいケア開発やシステムの構築を担うことのできる人材を養成します。

本博士後期課程には、『次世代ヘルスケア創生看護学』の1分野を設置しています。
異分野を融合し、データやICT・ロボット・AI等を利活用しながら、様々な課題の解決策を国内外に応用する“広域ヘルスケア”及び乳幼児から老年期にいたる生涯を通じた個人の発達を促進させる“生涯発達ヘルスケア”を統合し、看護研究・実践を行う専門分野です。福井大学では、これらの研究・教育者、トップリーダーを養成し、看護学の発展と国内外の地域社会に貢献することを目指します。

curriculum

博士後期課程では、様々な課題に対峙していく卓越した実践能力を有するトップリーダー、
国内外の様々な課題に応用できる看護学研究を先導できる研究・教育者を育成するカリキュラムを編成します。

curriculum
curriculum

カリキュラム構成

科目群 科目名 配当
年次
開講
形式
単位数 備 考
必修 選択







アドバンストナーシングリサーチ 1
(前期)
講義 1 1単位
保健医学におけるデータ解析法(量的) 1
(後期)
講義 1 1単位以上
保健医学におけるデータ解析法(質的) 1
(後期)
講義 1




B
アントレプレナーシップ論 1〜2
(後期)
講義 2 必須1単位、
選択1単位
以上
デザイン思考 1〜2
(後期)
講義 2
ヘルステック実践論 1
(前期)
講義 1
異文化コミュニケーション 1〜2
(後期)
講義 1
地域医療ケア・マネジメント 1〜2
(前期)
講義 1
生涯発達とこころ 1〜2
(前期)
講義 1
専 門
科 目
次世代ヘルスケア創生看護学特論 1
(通年)
講義 2 4単位
次世代ヘルスケア創生看護学演習 2
(通年)
講義 2
特  別
研究科目
次世代ヘルスケア創生看護学特別研究 1〜3
(通年)
講義 8 8単位
総  計 16単位以上

共通科目の内容

アドバンストナーシングリサーチ
看護学の構築に資する研究手法について看護研究論文の分析を通して学修し、リサーチクエスチョンに適した研究手法の選択、博士論文の計画立案、実施のための基礎的能力を養う。
保健医学におけるデータ解析法(量的)
量的研究とは何かを理解し、看護実践の評価や効果的な看護ケアの開発など看護を科学的に探究する研究能力を養う。
保健医学におけるデータ解析法(質的)
質的研究法を実施するための方法論と解釈法について学修し、研究課題に適した質的分析手法を選択できる能力を養う。
アントレプレナーシップ論
アントレプレナーシップとイノベーションの関係や、起業の社会的なインパクト、という基礎的な概念を学んだ上で、起業のマーケティングと販路開拓、組織作りと人材育成、資金調達、財務管理、企業成長段階といった起業の方法や過程を学ぶ。
デザイン思考
医療・ヘルスケアにデザイン思考を取り入れ、イノベーションを起こしていくためのメソッドを学ぶ。
ヘルステック実践論
看護学の臨床ニーズと工学技術(データ、ICT、ロボット、AIなど)を融合させ、臨床や地域のヘルスケアに還元できる看護ケア技術や機器・システムを開発するために必要な基礎知識の習得を目指す。
異文化コミュニケーション
グローバル化の中で変容する地域社会の現状と課題を理解し、地域から見た視点、および異なった社会的文脈にあるグローバルな視点の双方から課題解決の方向性を理解するための基礎的能力を養う。
地域医療ケア・マネジメント
疾病予防対策、医療保険制度、医療提供体制、医療評価など、種々の健康・医療に関わる制度・政策の背景並びに立案・実施、社会への影響について、様々なステークホルダーの立場、関連の法令、費用負担の在り方などを講義をもとに学修するとともに、実際の事例を通して理解を深める。
生涯発達とこころ
人間の発達を生涯発達の視点からとらえ、受胎から死亡にいたるまでの発達に関する種々の理論構築の背景となった実証的研究を理解し、看護へ応用する基礎的能力を養成する。

guidance

3年以上在学し、所定の科目の単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、学位論文の審査及び最終試験に合格すると、博士(看護学)の学位が得られます。学生ごとに主研究指導教員と2名以上の副研究指導教員からなる「Program of Study Committee」を構築します。「Program of Study Committee」には、本学大学院の異分野の教員が参画し、学生の履修指導ならびに博士論文研究において、異分野に関する助言を行い、多角的・科学的に分析する方法を学修します。

curriculum

recruitment

大学院医学系研究科看護学専攻博士前期課程及び、博士後期課程学生募集要項の詳細は以下よりご確認をお願いします。