学科長あいさつMESSAGE
看護学とは、人が自分らしく健康で幸せな人生を送ることを保健・医療・福祉の視点で、科学的に実践的に支援する学問です。当学科では、看護師、保健師、助産師、看護学教育・研究者を育成します。しかし、これからの人生100年時代を生きる人々を支援するためには、従来の考え方に縛られず、柔軟な発想を持ち、多様な生き方を理解することが求められます。大学で学ぶべきことは、今ある知識と技術を習得した先の、さらにこれからどのような知識と技術が必要なのかを問い続ける力です。私たちは、学生の皆さん自身が夢みる未来を拓くために必要なあらゆる支援に尽力します。
さて近年、あらゆる分野で DX(Digital Transformation)が進められています。看護学教育や看護実践の場でも例外ではありません。人工知能やロボティクスの活用、ビッグデータ解析などによって、医療の質と効率の向上や、健康で幸福に生きる寿命の延伸が大いに期待されます。凄まじい勢いで進められる技術革新とそれらの医療への実装には、医学系、理工学系、人文社会学系などさまざまな多分野融合で力を合わせて進めることが重要です。そのようなときだからこそ、看護学はさらにいっそう「学び続けるという姿勢」「患者さんに寄り添う姿勢」が重要です。
さあ、健康科学のプロフェッショナルとして、人々の健康と幸せのプロデューサーを目指して、同じ志を持つ仲間とともに本学での学びを楽しみませんか。